りんご雑学

よく知られている万有引力の法則にリンゴが木から落ちるのをアイザック・ニュートン(近代理論科学のパイオニア)が見て気づいたとされるこの逸 話は実際にあったことではないといわれています。ちなみに、このリンゴは料理用のリンゴで生食用ではないそうです。品種の名前は「フラワー オブ ケント」 という名称です。今でも世界各地でこの木の2世代以降の子孫が接ぎ木によって栽培されているそうです。なお、最初の「ニュートンのリンゴの木」 と言われていたリンゴの木はもう枯れてしまってないそうです。 このニュートンのリンゴの苗木が柴田雄次氏(日本学士院長)にゴードン・サザーランド氏(イギリス国立物理学研究所の所長)から1964年に贈られ たのですが、高接病ウイルスにこの苗木が感染していることが防疫検査によって判明しました。焼却して処分をしようという話が一時持ち上がりまし たが、東京大学理学部附属小石川植物園に例外として隔離されることとなりました。これは学術上貴重なものなのでという理由からです。そして、 ウイルスの除去に関しての研究の対象になりました。感染されてないウイルスのない接ぎ穂を切り出すことに1980年にこの木から成功しました。 日本のそれぞれの場所にこのニュートンのリンゴの移植がこれ以降盛んに行われています。
リンゴが禁断の果実であり善悪を知る果実であって、アダムとイブがへびにそそのかされて食べたという旧約聖書の話は俗説であるといいます。のちの 時代に作られた物語だそうです。食用にあまり適していないリンゴしかなかったそうですその当時のリンゴは、そのうえ、メソポタミアの旧約聖書の  舞台となっている地方には当時はリンゴは分布していなかったそうです。「アダムのリンゴ」と男性ののどぼとけは別名でそう言われています。これ  はのどぼとけの始まりが、善悪を知る果実である禁断の果実であるリンゴをアダムが飲みこもうとあわてた結果のどにつかえてできたという故事から  きているそうです。
黄金のリンゴを取ってくるお話がヘラクレスの12の中の冒険のくだりに出てきます。また、パリスの審判の話にトロイアの戦争に至るまでのエピソード にもリンゴが出てきます。3人の女神が黄金のリンゴという「最も美しい女神に与えられる」リンゴを争ってついにはトロイアの戦争が始まってしまうという お話です。